__主な仕事内容・独自にやっていることをおしえてください
仕事内容
1948年創業で土木工事メインの会社です。
川連、皆瀬地区で道路のバイパスを工事をやっています。
湯沢国道関連防災対策工事で横手イオンの前の道路の舗装を直しました。
トンネルの補修・雪の除雪もやっています。
今は建築はやっていませんが昔はやっていたということもあり、その名残か消防署の改築をやりました。
公共工事が90%の土木工事屋です。
独自におこなっていることは、秋田県全体の少子化が進んでおりなかなか 人材の確保が難しく、 働き方改革を中心とし皆さんの世代(若い)がど うしたらうちで働いてもらえるかという部分を様々な工夫をしています。事務所を少しでも綺麗にしようというのも一貫だが、作業服をかっこよくしたり、若い世代が働きやすい環境(給料なども)を心がけています。 建設 業は休みが少ないが菅組は土日を休日にしています。
__起業した理由を教えてください
中国の満州鉄道に日本軍が進行していった時に,
そこの鉄道を引いて経済的に発展させようという
日本の交渉がありました。
その時に祖父が菅総理大臣のお父さん、和三郎さんという方と
この雄勝地区からこの満州鉄道というとこ ろに就職したことをきっかけに祖父は、
最新の世の中を満州で見てきたのでこの湯沢の土地
もどんどん発展していきたい、綺麗にしたいという思いで立ち上げました。
__現在抱えている課題・解決のために取り組んでいることを教えてください
転職が多いため人材確保が課題です。
厳しい職なので違う職に変えてしまう人もいて仕事の面白さを知る前に辞めてしまう人が多いことです。
Aターンや今違う土地に住んでいる人たちに 、 この地域に帰ってきたいと思う人にどれだけ目に止まってもらうためにHPなど 少しずつ始めています。
また、社員さんとのコミュニケーションを大切にしていて、 人材育成をしています。
交換日記というのをやっていて、 新人さんが入ってくるとその人に歳の近い先輩がつき、
その人たちの間で日々学んだこと、どんな仕事をしたのかを記録 していき、それに先輩がアドバイスしていきます。
交換日記をして年間の育成計画の目標を立てていきます。
__どのような企業にしていきたいかか教えてください
時代に相応しい会社経営、土木業のあり方を追求し、社内外の仕組みづくりに取り組んでいる。
『まず社員が仕事を楽しみ、お客さんにたのしんでもらう。そしてお客様の喜びを通じて地域の喜びを追求する。』という起業信条でやっています。
社員さんは現場で笑っていて、楽しそうにしています。
工事の場面は厳しい苦しい そんな場面でも楽しむ それをPRしていくことを形にしたのがこのコンセプトです。
昔は新しいものを作っていくのが仕事でしたが、今あるものを次の世代につなげていくということで、
変えるべきものは変え、変えていかないものは変えないというのを一つの目標としています。
__湯沢地域に発信したい事を教えてください
湯沢青年会議所の理事長を3年前に当時に湯沢だけでなく羽後町を含めて湯沢雄勝地区全体を学んだ時に、発信力が鈍っていると思いました。
いまあるここにあるものを知ってもらうためには、 youtubeやこのような活動を通して知ってもらうことだと思います。
新しいことをしなくても湯沢は魅力的だと思います。
秋田は日本でもなかなかない食料自給率、エネルギー自給率100%で、外からなにも買わなくても生きていけるすごい土地ということを伝えていきたいです。
また、湯沢は広告宣伝、発信力を上げていき、会社の凄さを知ってもらって好きになってもらいたいです。
__中高生に知ってもらいたい魅力を教えてください
東成瀬では、“災害になって家が流されているそういうものを事前に防ぐ”という
ダムを作っています。
それが、皆さんの生活の中の自然になっている
人を磨き続ける会社にしていきたいと思っています。 建設業のおもしろさを知
ってもらいたいです。
__やりがい
社員がいろんな技術を身につけてしっかり仕事をやり、育ってくる瞬間を感じたときがやりがいを感じます。
【目線】
【社長】タレントが育ってきたときにやりがい感じます。
【現場長】協力して1つのプロジェクトが完成させ、現場検査が合格したとき時です。
【事務】“完璧な資料をありがとう”と言われたときです。
__SDGS について
【5】ジェンダー平等
女性も働きやすい環境となっています。(育休中も周りがカバーし協力)
【8】経済成長と雇用
適切な賃金を社員に提供 しっかりとお金が回っていくようにしています。
【9】インフラ 産業化 イノベーション
強靭な建設で強靭なインフラです。